【訳者あとがき】より
作中、パヴァーナとショーツィアが将来についてかわす会話「じゃ、どうすればいいの?」「たぶん、だれかがでっかい爆弾一個落として最初からやり直すのね」「それなら、とっくにやってるじゃないの。でもよけいに悪くなっただけだわ」これがまるで予告だったかのように、2001年9月の同時多発テロ後、報復の名のもとに、アフガニスタンには大国アメリカによって爆弾の雨がふらされました。しかし、その結果は? それはこれから世界じゅうの人びとによって、長く見まもられなければならないものとはいえ、パヴァーナのような子どもたちが、のびやかに生きられる社会が実現することを願わずにはいられません。
デボラ・エリスさんは、今、世界じゅうで読まれているこの本の印税を、すべてアフガン難民女性の教育のために寄付しています。
|