わたしのクマ研究 |
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小池伸介著 組み見本 |
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【内容】 ツキノワグマは、木の葉っぱや果実、アリやハチなどの昆虫、シカの死体など、いろんなものを食べている。だが、もっとも大切な食物は、秋になるドングリで、冬眠や出産をひかえるクマにとっては貴重な栄養源だ。ドングリが凶作の年には、クマは遠く離れたところまで食物をさがしにでかける。 本書は、クマの生態調査・研究を、植物や森などいろいろな角度から、わかりやすく紹介。正しいクマの姿を伝えようとしている。 |
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【著者】小池 伸介(こいけ しんすけ) 1979年名古屋市生まれ。東京農工大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。現在、東京農工大学大学院農学研究院准教授。専門は生態学、とくに森林生態学、動物生態学。著書に『クマが樹に登ると―クマからはじまる森のつながり』(東海大学出版部)など。趣味は野湯めぐり、沢登り。 |
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【もくじ】 第1章 クマ研究 事始め |