さ・え・ら書房編集室雑記(2016/07/19) Topへ戻る


◆トップページでも紹介されていますが、小社から『坂の上の図書館』が刊行されました。このところ、翻訳物語が多い小社にとっては、久しぶりの日本の創作児童文学です。
◆読書量がむかしと比べてどんどん減っている。そして、本の売れ上げ全体が減り続けている昨今ですが、本こそ衣食住に次ぐヒトにとって大切なものだとわたしは思っています。
◆本好きになるヒトを育むには、「幼い頃、母親のひざの上で絵本を読み聞かせてもらう」、「自分で本を選べるようになったら親に買ってもらう」といった恵まれた環境が一番かと思いますが、皆がそのようにできるわけではありません。
◆この「坂の上の図書館」の主人公の少女は、母子家庭で生活が苦しく、本を買えるどころか接することもありませんでした。そんな主人公が、図書館員の読み聞かせをきっかけに、読書の喜びに目ざめる……という物語です。
◆本の中には、実際に出版されている本が紹介されています(残念ながら小社の本ではありませんが……)。その本をまだ読んでいないならば、これを機会に読んでみるのもいいかと思います。


◆電車の中での読書はほとんど見ることがなくなり、スマホでゲームかメールをしている人ばかりが目立ちます。
◆スマホが普及し始めた頃には、地下鉄の7人掛けの座席全員がスマホをしているのを見てびっくり&呆れたものですが、最近はだいぶ慣れました。


◆自然の中に身を置きたくて、山梨の友人を訪ねました。日帰りでしたが、クヌギ林を巡って、野生のオオムラサキやカブトムシを久しぶりに見ることができました。
◆赤い口吻のスミナガシ、ゾウムシ、お店で売っている、あるいは標本でしか見たことのなかったノコギリクワガタも見ることができて、うれしかったです。
◆友人によると、昔に比べると、ずいぶんと虫たちの数が減ってしまったということでした。


オオムラサキ スミナガシ ノコギリクワガタ

(写真はクリックで拡大します)
(記)浦城信夫
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