さ・え・ら書房編集室雑記(2002/6/22更新) Topへ戻る

  • 先日、ふとしたことから、『ぐにゃぐにゃ世界の冒険』(福音館書店刊、たくさんのふしぎ)というトポロジー(位相幾何学)をあつかった本があることを知りました。小社では子どもたちに「算数っておもしろいものなんだな」と伝える本を出したいと、これまで何冊か、算数・数学の本を出してきたこともあり、この本はどんなかな?と思い、入手したいと思いました。
  • ところが、ネットで調べたところ、その本は、すでに絶版になっていて、入手不可ということです。こうなるとよけい欲しくなるのが人情でして、古書のサイトにいってさがしてみたら……ありました、山口県の古書店にあることがわかったのです。早速注文したところ、すぐに“在庫あり”のメールがきて入金方法(“ぱるる”による送金)が書かれており、結局、ほしいと思ってから4日ほどで、望みの本を入手することができたのでした。
  • むかしだったら、目的の古書をさがすのは、非常に骨の折れることでした。ましてや山口県の古書店ではどうやっても入手不可能だったでしょう。それが、こんなに簡単に手に入るとは……ありがたいことです。
  • それで、手にした『ぐにゃぐにゃ世界の冒険』は、なかなかよくできた本で、おもしろかった……こんな本が絶版だなんて……と絶句したのでした。出版社にもいろいろ事情があるとは思いますが、もったいないことです。小社もこれに負けない本を出して、長く売り続けたいな、と思ったのでした。
  • 小社の倉庫の屋上にはスズメがたくさんやってくることは、去年のこの欄でも書きました。エサをまくと、どこからともなくスズメがやってきて、エサをついばみます。その一生懸命生きている様子をみると、仕事の疲れもちょっぴり癒されるようで、なんとも心がなごみます。エサは以前は白米だったのですが、あまりに早くに食べてしまうので、今では玄米をやるようにしています。
  • どこから来るのかな?と思って気を付けてみると、すこしはなれた枝やビルの手すりでじっと待っているのもいますが、巣から飛んでくるのもいることがわかりました。となりの古いビルには、空気孔がいくつかあって、そのどれにも、スズメが巣を作っているのです。エサを食べたスズメは、まっすぐに巣に向かいヒナにエサをやるとすぐにまた、引き返してきます。
  • 野生の鳥に人間がエサをやるのは自然に反することではありますが、スズメはもともと、人間との関わりで生きてきた鳥だということで勝手に納得し、これからも楽しませてもらおうと思っております。
ヒナにエサをやるスズメ(小社屋上より隣のビルを見る、2002/6/14)
植木にとまるスズメ(小社屋上、2002/6/22)

(右の画像はクリックすると、少し大きくなります。)

(記)浦城信夫
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