さ・え・ら書房編集室雑記(2003/01/01) Topへ戻る

  • 2003年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
  • 今年がよい年でありますように……と願い、年があけた夜中に、近所の神社にお詣りしました。神社の境内は参詣する人の行列ができていて、その最後尾にならびました。が、その前に、二十歳ぐらいの若者が酒に酔って大騒ぎしていて、こちらの気持ちがそがれてしまいました。
  • 大人が注意しなくては……ということで、「神さまにお祈りしようとして、ならんでいる人が多いのだから、静かにしなさい」と注意したところ、あっさりと「あ、スミマセン」といって、一瞬静かになりましたが、また、元通りに騒ぎ始めました。それ以上言ってもケンカになると思い注意するのはやめましたが、なんとも悲しい現実を見せつけられた新年の始めでした。……新年早々愚痴になってしまいました。
  • こんなこともあったせいか、イラクや北朝鮮が今年はどうなるのか、日本の経済、人間としての日本人はこれからどうなるんだろう、そして出版界は、どうなるんだろう……とかと考えると、なんとも心配な年の始めになりました。
  • 小社のすぐ近く、11メートル道路に面して、倒産?した大日本土木の跡地に、大日本土木の親会社が高さ60メートルの17階の高層マンションを建てるという非常識な計画を実行しようとしています。今年は、これを阻止するという余計なエネルギーを使わなくてはなりません(/_;)。
  • 前回、前々回のこのページで、ノーベル化学賞を授賞した田中耕一さんについて書きました。授賞式も終わり、最近は田中さんのこともマスコミでとりあげることも減り、彼自身も落ち着いた日々を送れるようになったのではないかと思っております。とはいっても、これからの人生はたいへんだろうな、と思ったりもします。
  • わたしの友人で、ある企業の研究開発をしている人から年賀状をもらいました。それを見ながら、ふと、「あ、この人もノーベル賞をもらっても、ふしぎではないんだな」と思いました。今回の田中さんのノーベル賞受賞は、そういった意味で、サラリーマンの“希望の星”といえるかもしれません。

  • 小社は、東京都心の市ヶ谷にあり、自然がどんどん失われていると思っておりましたが、気を付けて見ると、それでもずいぶんと残っていることに気付きます。3、4年前まで、小社に年に1、2度姿を見せ、最近はさっぱり来なくなったメジロが、小社から数百メートル離れたところによく訪れることを最近知りました。
  • また、市ヶ谷の堀にやってくる冬鳥たちも、気を付けてみると、ハシビロガモのオスが、一週間のあいだに、毛の色が変わることも知りました。繁殖のときに色が変わるのですね……ふつうの図鑑では、色のきれいな時だけを載せているのだということを初めて知りました。繁殖前は外敵に襲われないように目立たない色をしていて、これをエクリプスというのだそうです。
メジロ(02/12/31、東京市ヶ谷) ハシビロガモ♂(02/12/23) ハシビロガモ♂(03/01/03)

(画像はクリックすると、少し大きくなります。)

(記)浦城信夫
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