さ・え・ら書房編集室雑記(2003/03/07、09改) Topへ戻る

  • 児童図書出版社の編集者にとって、いまがいちばん忙しい時期です。本来ならば、新学期の本も全部出し終えて、ゆったりした気分でいなくてはならない時期のはずなのですが……。もう、何十年も、この調子です。
  • ことしは、トップページに紹介した『ノリー・ライアンの歌』という、これまでの小社の本とは、ちょっぴり雰囲気の違う本を出版しました。小社は子どもの本の専門出版社ですが、これは大人にもじゅうぶんいけるのではないかと思っております。
  • もともと、小社の考え方としては、“子どもにおもしろい本は、大人が読んでもおもしろい”ということではあったのですが、内容がそうであっても本のつくりがどうもいまひとつであったと思っております。このたびは、そのあたりを反省しての出版となりました。
  • 中東で戦争が始まりそうです。もしかしたら、この欄が更新されるときには、すでに始まっているかもしれません。
  • この戦争について、アメリカの攻撃をどう思うかという新聞のアンケートに、80パーセント以上の人々が、“どんな戦争でも反対”という理由で反対の意志を表明しました。しかしそれに対して、小泉首相は、“世論というものに従っていたのでは政治を誤ることがある”というようなことを言っています。たしかにそれは正論ではあるかもしれませんが、『では、日本はどうするべきか』ということに対してはまったく説明していません。政治的なことはこの欄ではあまり書きたくないのだけれど、あまりに無責任というか、つねに“他人ごと”のように物事をいう小泉首相には、“なんて冷たい人なんだろう”という気持ちになります。
  • 日本全国に、いま、巨大マンションの建設が付近住民の気持ちを無視して、つぎつぎと計画されています。
  • 小社の近くにも、狭い道路に面して、現在、そうしたマンションの計画が進んでいます。この国はなんと土建業者の思うままに開発されてきたのだろうと、身近な事柄になって初めて感じました。こういうことって、我が身に降りかかってこないと、“他人事”になってしまいがちなのですね。(このマンション計画の概要は こちら
  • 先日、多摩川に、鳥を見に行ってきました。ホオジロという名前は、鳥の中でもよく知られていますが、意識して見たのは初めてでした。意識をしないと、見過ごしてしまうことって、多いのですね。
  • 本日、3月9日土曜日午後、久しぶりに晴れたので近所の新宿御苑にいってきました。寒桜が満開で、メジロがたくさん来ていました。そして、それを追い払って、ヒヨドリが蜜を吸っていました。つい1か月まえは、しなびた木の実を食べていたのに……。もう、春がすぐそこまで来ているのですね。
ホオジロ。左♂、右♀(2003/02/11、多摩川) カワウ(2003/02/11、多摩川)
寒桜に来たメジロ(03/09、新宿御苑) 蜜を吸うヒヨドリ(左、03/09、新宿御苑)と、木の実を食べるヒヨドリ(右、02/09、石神井公園)

(画像はクリックすると、少し大きくなります。)

(記)浦城信夫
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