さ・え・ら書房編集室雑記(2003/04/12改) Topへ戻る

  • 新学期に揃うはずの本が、まだ数冊残ってはいますが、あとは印刷があがり製本を待つといった状態で、少しほっとしております。
  • 外国の翻訳読み物は、これまで、小学校中学年~高学年が中心でしたが、今年は高学年から中学、大人といった対象のものも刊行しました。前回も紹介しましたが、『ノリー・ライアンの歌』という本は、わたしの好きな本です。アイルランドのジャガイモ飢饉のなかで、たくましく生きる少女のお話です。
  • 中学年向きのお話では、『王立ユウレイ学校のなかまたち(全5巻)が、これまでの小社の本としてはちょっと毛色がちがうかもしれません。本は楽しくなくちゃ、という言葉通り、明るく元気な主人公が活躍する、わたしの大好きなシリーズです。
  • 理科関係では、『わたしのイルカ研究』がお勧めです。イルカは水族館などの人気者ですが、そんなイルカに魅せられた著者の、小笠原での研究の様子を紹介しています。イルカの生態はもちろん、動物の観察とはどんなものかということが、読者に伝わると思います。

  • 前々回のこの欄で、「中東で戦争が始まりそうです。もしかしたら、この欄が更新されるときには、すでに始まっているかもしれません。」と書き、前回は、「やっぱり始まってしまいました。それも長引きそうです。」と書きました。
  • でも、圧倒的なアメリカの軍事力に、フセイン政権もあっさり崩壊したようです。わたしはフセインは大嫌いだけれど、それを戦争でぶっつぶすというのも、なんともやりきれません。この戦争の間も、アメリカではちゃんと野球をやっている……イラク民衆の上にはミサイルが飛んでいるというのに。
  • 前回、「小社の近く、狭い道路に面して、超高層マンションの計画が進んでいます。この国はなんと土建業者の思うままに開発されてきたのだろうと、身近な事柄になって初めて感じました。こういうことって、我が身に降りかかってこないと、“他人事”になってしまいがちなのですね。(このマンション計画の概要は こちら )」と書きましたが、今回も、載せさせていただきました。付近住民の要望で、新宿区の議員団が視察に訪れたことは、うれしい出来事でした。
  • 野生の鳥たちは、じつに周囲を警戒していて、ちょっと近づくと、すぐに逃げてしまうことが多く、また、カメラや双眼鏡を向けると、やはり逃げてしまいます。
  • そんな鳥たちを写真におさめようと思うと、やはり、望遠レンズが欲しくなります。バードウォッチングにいくと、“大砲”と呼ばれる超望遠レンズをつけたカメラを持っている人に多く出会いますが、わたしは、重いし、高価であることから、そういうものを持つ気持ちにはなれません。
  • もっと気軽に、超望遠の世界が楽しめないかなと思っていたところ、フィールドスコープをデジカメに取り付けて撮影することができることを知りました。接眼レンズユニットを自作する必要がありますが、手持ちで撮影でき、しかも、35ミリカメラ換算で、1500ミリぐらいの望遠が楽しめる……というわけで、そんな工作をしてみました。久しぶりの工作は、とても楽しかったです。
  • わたしの小さい頃は、よく手づくりの工作をしたものですが、最近の子どもたちは、ずいぶんと工作をしなくなってしまいました……たぶん、不器用になっていると思います。手を動かすことの楽しさを、子どもたちにも伝えたいな、と思ったのでした。
カワセミ(多摩川、2003/03/15) セグロセキレイ(多摩川、2003/03/15) タヒバリ(多摩川、2003/03/15)

(画像はクリックすると、少し大きくなります。)

(記)浦城信夫
前回の『編集室雑記』を見る