さ・え・ら書房編集室雑記(2003/07/29) Topへ戻る

  • この欄は、政治的な話はなるべく避けるようにしてきましたが、この1ヶ月のあいだに、日本でいろんなことが起きたので、ちょっとだけ書きます。
  • 自由党と民主党が合併することになりました。うん、これはわかるような気がします。自由党の名前が消えてしまうのは、ちょっと?ですが、民主自由党というのも、あまりいい名前でもないし、かといって、MJ党とか、どこかの銀行のようにわけのわからない名前もよくないし。
  • 辻元元議員が、秘書給与詐欺の疑いで逮捕されたのには驚きました。公平ということを考えると、議員を辞めたとか、女性であるからといって、許されるべきではないのかもしれないけれど、なにも逮捕しなくても……という印象が正直なところです。辻元氏を逮捕するのなら、そして、公平をさらに考えるなら、逮捕する人たちは、ゴロゴロ出てきそうです。
  • そして、極めつけが小泉首相の答弁です。管代表のイラク自衛隊派遣に関して「非戦闘地域というのをひとつでもいってください」という質問に、小泉首相が「そんなの分かるわけないじゃないですか」とはっきりと答えたことです。自衛隊員は、そのことばを、どんな気持ちで聞いたでしょう。自衛隊員を子どもに持つ親は、どんな気持ちで聞いたでしょう。すくなくとも、政治家の子どもが自衛隊員になっているという話を聞いたことがありません。だから、他人事みたいにいえるのでしょう。
  • こんなひどい答弁をしていながら、小泉内閣の支持率が下がらない……これでは国民が、政治家や官僚になめられてもしかたないと思います。
  • 小社発行の『人類の長い旅……ビッグ・バンからあなたまで』という本が、日本経済新聞の“本の国から”という欄で紹介されました。これは、1983年発行、つまりいまから20年前に発行され、今も版を重ねている本です。
  • その欄には、<……森羅万象のふしぎに目をみひらかせるもの、おのずと思索に導くものはすくなく、そいした本は多少古くなってもりっぱに役割を果たします。たとえばこの本のように。>とありました。まさに小社の科学の本は、こういったことを目指しているわけでして、それを認めてくださる人がいることは、とても勇気づけられるものがあります。ところが……。
  • 以前は、こちらが力を入れた“よい本”は、古い本であっても長い年月売れたものですが、最近は、本の寿命がどんどん短くなってしまいました。原因はいろいろあるでしょうが、それはともかく、この事実は、小社にとって、たいへんきついものがあります。
  • 夏の訪れ時期は、鳥たちの繁殖時期でもあります。ヒナや若鳥たちが、初々しいすがたを見せてくれることもあります。
  • 東京市ヶ谷にある小社の近くでも、ツバメが巣を作っていました。親鳥を刺激しないようになるべくチラッとヒナたちを見るようにしていたのですが、ずいぶんと大きくなったので、すばやく写真に撮りました。……つぎの日は、もう巣立ちしていて、その巣は空っぽでした。
  • 葛西臨海公園で見かけたハクセキレイの若鳥も、可愛かったです。
巣立ち前日のツバメ(2003/07、市ヶ谷) ハクセキレイの若鳥(2003/07、葛西)

(写真はクリックで拡大します)鳥のリンク

(記)浦城信夫
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