さ・え・ら書房編集室雑記(2004/01/19) Topへ戻る

  • 2004年、明けましておめでとうございます。
  • 去年のこの欄には、新年に何を書いたかな……と思って見直してみると、次のようになっていました。
  • 「イラクや北朝鮮が今年はどうなるのか、日本の経済、人間としての日本人はこれからどうな るんだろう、そして出版界は、どうなるんだろう……とかと考えると、なんとも心配な年の始めになりました。」
  • ……イラクや北朝鮮については、これからも危ういことが続くし、日本人拉致問題については、小泉さんがあまり熱心でないような気がしてなりません。(小泉さんがはっきり熱心なのは、靖国参拝)
  • 日本の経済については、明るさが見えたとか、回復基調にあるとか……でも、それが事実としても、ごく一部の企業なのではないかと思います。少なくとも、出版界、すくなくとも小社には、その明るさみたいなものは、見えていません。
  • 昨年暮れ、12/26に以下のことを書きました。
  • わたしの好きな子どもの本に、偕成社刊、上橋菜穂子作の『守り人』シリーズがあります。その中の1冊『虚空の旅人』のなかで登場する14歳の皇子を形容するつぎのようなことばがあります。
  • 「清い、輝くたましいを身に秘めたままで、まつりごとをおこなえる方がいることを、わたしは信じます。」
  • 気の遠くなるような多額の国債を発行してまで巨額の予算案を作る政府。借金をさらに増やしてまで不要な道路を作ろうとする道路族議員。意味がはっきりしないままイラクに何が何でも自衛隊を送ろうとしている首相。……まつりごとをおこなうということのこころざしを、日本の政治家や首相は、どのように考えているのでしょう。
  • 「こころざし」あるいは「志す」ということばを使って、文章を作りなさい、という問題を出されたとしたら、わたしは何と答えるか考えてみました。
  • 「政治家を志そうとするならば、清い、輝くたましいを身に秘めたままでまつりごとをおこないたいという気持ちを忘れてはならない」……70点かな。
  • ベニマシコという赤い鳥を撮りました。マシコは「猿子」と書き、猿のことだそうです。つまり猿のように顔が赤い鳥ということなのですね。さる年にぴったりの鳥だと思います。
  • もう一つ。オナガは、姿、かたちの美しい鳥ですが、なかなか写真に撮らせてもらえませんでしたが、この正月、ようやくゲットできましたので、貼らせていただきます。
ベニマシコです(2003/12、埼玉県の某公園) オナガです(2004/01、葛西臨海公園)

(写真はクリックで拡大します)

(記)浦城信夫
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