さ・え・ら書房編集室雑記(2007/07/02) Topへ戻る

●わたしの高校時代の同級生は、団塊の世代とよばれる年代でありまして……つまり、わたしもそうですが(^_^;)、定年退職する人、新しい会社に再就職する人など、いろいろです。リストラで苦しい思いをした人もいて、わたしたちの年代は、激動の時代に生きたような気がします。
●年金問題でいえば、若いときからこれまで、わたしたちの年代は一生懸命働き、保険料をきちんと納めたので、わたしたちの上の年代はけっこう優雅な年金生活を送ることができた。ところが、いざわたしたちが受け取る時代には、社会保険庁のいい加減な行為(犯罪だと思う)、そして、少子化による財源不足……、踏んだり蹴ったりといった感じです。若い世代からは、「なんでわたしたちが大勢の団塊世代を養わなくてはならないの?」という声が聞こえてきそうです。「姨捨山」というのはいつの時代にもあるものなのですね。
●それはともかく、戦争を経験した人から見たら、「団塊の世代のどこが激動だ」と思われるでしょう。……いま、日本では、実際に戦争を経験したことのある人がどんどん減ってきています。
●護憲派だった宮沢喜一さんが、2007年6月28日、亡くなりました。宮沢さんは軍人としては出征しませんでしたが、戦争をよく知っていた人です。いま、憲法を改正しようとしている安倍さんは、わたしよりも若い戦争を知らない時代の人です。自分の子どもを戦場に送ったことのない人です。「原爆はしかたなかった」と言った大臣は、戦争を経験しているのかな?
●改正するのは良いことです。改悪するのは悪いことです……安倍さんの憲法を変えようとする主な目的は、アメリカといっしょに戦争をし易くするためのもので、ちっとも改正ではありません。実際の戦争を知る人がどんどん減り、戦争を知らない政治家・国民の比率がどんどん増えていくわけで……とても危険なことだと思います。

●人間の目で見て記憶したものはどんどん忘れていきますが、写真はその瞬間を切り取って記録してくれるので、うれしいです。特に、最近は物忘れが良くなったので(^_^;)、デジカメ写真はありがたいです。
●いまのわたしは、鳥見・鳥撮りが趣味なので、晴れた週末には鳥を求めてあちこちにでかけています。でも、体力、気力がしだいに衰えてきたようで、自分で車を運転して遠出するというのは、これからはしだいに厳しくなっていくのかなぁと思います。
●思えば、わたしが若かった頃、アユ釣りが趣味の父といっしょに、毎週のように車を運転してアユ釣りに行ったものでした。そのころはわたしもアユ釣りが楽しかったから付き合ったのですが……父が亡くなってからは、2度ほど供養のアユ釣りに行きましたが、それっきり。こうやって世代が変わっていくのですね。。
ヨシゴイ(2007/06、印旛沼) トノサマバッタ(2007/06、印旛沼) 巻積雲?(2007/06、さいたま市)

(鳥の写真はクリックで拡大します)

(記)浦城信夫
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