さ・え・ら書房編集室雑記(2008/06/17) Topへ戻る

◆小社発行の『ブルーバック』が、第54回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選定されました。一昨年に、小社発行の『ライト兄弟はなぜ飛べたのか』が、20年ぶりに課題図書に選ばれたときには、自分が生きているときには、もう、課題図書はないだろう……と思っていただけに、とてもうれしく思ったのでした。
◆この本『ブルーバック』は、自然と人間の生き方を描いています。生きるということがどういうことなのかが、きっと感じられると思います。たくさんの人に読んでほしい本です。


◆この欄で、読者のニーズについて何度かふれました。「読者のニーズ」ということでどんどん「ニーズ」にあった本を発行することに対する危惧です。人間には、かなり根深い部分で覗き見したいという心があるわけですが、それをニーズだといって本にするのは、結局は売れればいいというだけの姿勢であると思うのです。マスコミ関連を生業とするものならば、文化(といっていいかな)に責任を持ちたいものです。
◆このところ、秋葉の無差別殺人、東北の大地震と、大きな出来事が起こっています。そして、このような出来事を報道するNHKのニュースの内容がちょっとひどいと感じます。むかしの人間ならば、「ニュースをショーにするのが民放、NHKはきちんとニュースと伝える」という(迷信かもしれませんが)雰囲気があったのですが、いまや、NHKも、民放に負けてはいけないとばかりに、事細かく、どうでもよい(というよりは、被害者にとってはつらい)ことを長々と垂れ流しているように思います。ニーズとかではなく、何が必要な情報かということをきちんとわきまえてほしいです。

◆わたしは週末に、一週間分の食糧の買い物をするのですが、この数ヶ月間、バターを見かけたことがありません。パンに塗るのはマーガリンでもよいのですが、料理で、ちょっとバターを使いたいことがあるので困ったことです。
◆どうしてこんなことが起こるのかが、ここにきて、ようやくわかりました。ささやかな買い占めがおこっているのですね。ある商品が不足という情報があると、買い占めする人が必ず出る。すると店から商品が消えるので他の人も焦り、たまにその商品が出ると、みーんな買ってしまう。……知人の冷蔵庫にはバターの買い置きがいくつかあるのを知りました……思えば、ふだんはバターの買い置きなんかはする人はいないのに、それが、不足するかもしれないという心理が働くとみんな必要以上に買うのですね。
◆これは理屈ではなく、「買っても買っても、店に商品が並んでいる」という状態になって、初めて安心して、買い占めるのをやめるのでしょう……1974年のトイレットペーパー不足とは規模が違いますが、構造は同じみたいです。
◆コアジサシの飛翔の撮影で出かけました。……3日目の挑戦でようやく飛翔姿を撮ることができました。
◆会社の近所でツバメが2回目の巣づくりを始めました。
コアジサシ('08/05、葛西) コアジサシ('08/06、葛西) 子ツバメ(’08/06、ご近所)

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(記)浦城信夫
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