さ・え・ら書房編集室雑記(2009/01/14) Topへ戻る

◆新しい年が始まりました。正月ボケはあまりなかったので、すでに、ふだんの仕事体勢です。
◆出版不況といわれるようになって、もう10年ぐらいたつのではないかと思います。最近では、これが普通で、一時期が良かったのではないかと思うようになりました。小社のその昔、初版の部数は現在の2倍弱、そして、1年以内にほとんどが重版というのは、いま考えると夢のようです。

◆昨年のサブプライムローン問題から始まった世界の金融危機が、日本の実体経済に影響を及ぼし、輸出産業から始まった不況の嵐が小売業までおしよせてきました。
◆出版業界全体としては、景気は一部を除いてすでに落ちるところまで落ちているせいか、いまのところ、大きな売り上げ減にはなっていないようですが、これから、どうなることやら……不安です。
◆まだ、先の出版(3月刊行予定)ですが、『目で見る経済』に期待しています。(こんなにタイムリーな企画本になるとは思っていませんでしたが。) お金、経済、仕事……それらの仕組みが、非常にわかりやすく、ビジュアルに書かれていると思います。

◆麻生首相が、たぶん、自身も自信がない「定額給付金」をやろうとしています。公明党もいまから引っこめるわけにいかず強く押しているようですが、なんとも情けない2兆円の使い方です。「ばーんとそれ以上に使って頂きましょう」と麻生首相は言っていますが、誰も信じていない。
◆史上まれな愚策といわれた「地域振興券」の反省が、まったく生かされていない今回の定額給付金は、それ以上の愚策だと思うのですが、ま、もらえるものはもらっておこうか……というのが、多くの人の気持ちでしょう。辞退するのが、抗議になり、それが有効ならば辞退する線もありますが、お金があるから受け取るのは「さもしい(^_^;)」のだろう」ということになるのもいかがなものか……意味不明でありますが(^_^;)。
◆内閣支持率が20%、定額給付金反対が60%というようなことを、自民・公明がやろうとして、そして、やってしまうことのできることが、不思議な国、いまの日本だと思います。


◆1月9日、東京練馬区の石神井公園に、オオハクチョウが来たというニュースが新聞に載りました。オオハクチョウ自体はそれほどめずらしい鳥ではないのですが、東京に来たというのは、過去に記録がない……ということで、1月10日、石神井公園に行きました。ところが、着いたときには、ほんのわずかの差で、飛び立ったあとでした。飛び立つ瞬間の写真を撮った人が、ニコニコしながら、写真を見せてくれました(^_^;)。
ベニマシコ(2009/01、さいたま) ルリビタキ(2008/12、北本) シメ(2009/01、北本)


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(記)浦城信夫
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