さ・え・ら書房編集室雑記(2011/09/18) Topへ戻る


◆3月11日の地震(東北地方太平洋沖地震)から半年がたちました。もう半年がたったのかと思う気持ちと、まだ、半年しかたっていないのか……という気持ちが自分の中で交錯します。
◆巨大津波と地震に被災された方々のさまざまなご苦労や悲しみ、不自由な生活、心の傷はたいへんなものだと思います。こんなときこそ、政治の大きな力と、こまやかな対策・対応が必要ですが、そのあたりは、何とも心許ないばかりです。

◆新聞によると、食に異変が起きているとのこと。九州の通販生鮮食料品店の注文が3倍になり、それも、東京地区の注文が30%だったのが80%になったとか……。これを算数で考えると、たとえば100人の注文のうち30人が東京の客だったのが、300人の注文のうち240人が東京の客になったということです。つまり、東京の客の絶対量は、8倍になったということですね。
◆放射能が暫定規制値を越えていないから安全です。直ちに害があるということはない……といわれても、そもそも暫定規制値なるものがどのようにしてつくられたのか曖昧だし、目に見えない放射能に対する恐怖や、できれば摂取したくないのは人々にとっては当然の気持ちでしょう。
1986年にチェルノブイリ原発事故が起きたとき、ヨーロッパの国々の子どもたちは、放射能に汚染されたミルクを飲まなくてはいけないのか、かわいそうだなぁ……と思ったものでした。いま考えると恥ずかしいです。日本でもこれから長期間にわたって、量の多少はあるにせよ、原発事故以前よりは遥かに高い放射能レベルの食品を摂取せざると得ないのですから。
◆自分の育った土地を離れて暮らすことになった少女を描いたコロンビアの絵本『エロイーサと虫たち』が刊行されました。わたくし自身、初めて原書で見たときはどうかな?……と思ったものですが、編集にたずさわっているうちに、実にすばらしい本だと思うようになったのでした。

◆本日、ふと気がつくと、小社の玄関横のモミジにハチが巣を作っていました。何のハチかと思ってネットで調べたら、アシナガバチの巣のようでした。こんなときは、ネット検索は本当に便利です。
◆前回のこの欄でも書きましたが、今年、社のベランダでヒマワリを育てました。きれいに咲いて楽しかったです。写真には花粉まみれのハチが写っていますが、どうやら種の取れない品種みたいです。
◆今年はツマグロヒョウモンが多いです。このチョウは♀のほうが♂よりもきれいだと思います。
◆そのほか、ベランダで夏みかんを鉢植えしていますが、そこにアゲハチョウが卵を産んでいきます。このたび幼虫が大きくなったので、2匹捕獲して虫かごに入れました。蛹化&羽化するといいなぁと思います。

(写真はクリックで拡大します)
(記)浦城信夫
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