さ・え・ら書房編集室雑記(2012/01/14) Topへ戻る


◆3月11日の地震(東北地方太平洋沖地震)から10ヶ月がたちました。皆さまにおかれましては、どのような新しい年を迎えられたのでしょう。年賀状にも、多少の自粛ムードがあったようです。
◆いつまでも引きずっていてはいけないと思ったり、あるいは、被災されたかたのことを思ったり、そして、東京に、我が身にあのような震災がおそってきたら……と思ったり。なかなか以前のような明るい気持ちにはなれません。
◆2009年に民主党政権が生まれたとき、わたしはきっと日本はよい方向に変わると思ったものでしたが、バカでした。どんどん悪くなる一方でした……自民だったらよかったとも思えませんが。

◆昨年、わたしが担当した本のなかで、印象深かった本に、『わたしの山の精霊ものがたり』 があります。小社はその昔.50年ほどまえは「民話と伝記のさ・え・ら書房」と言われたほど、民話の出版が多かったのです。また、わたし自身も当時、民話が大好きで、自社の本はもちろん、小学校の図書館にあった未来社の県別民話全集などをくり返し読んだものでした。最近も、民話全集みたいなものを出したいと企画を練ったのですが、なかなか思うようにできずに悶々としていたのでした。
◆そのようなとき、単発ではありますが、オトフリート・プロイスラー作『わたしの山の精霊ものがたり』 を出せたことはとてもうれしい出来事でした。この本の翻訳出版を提案し、訳してくださった奈良女子大学の吉田孝夫先生には、感謝しています。
◆今年は、どんな本ができるか……昨年完結した「考える数学―考え方の練習帳」全5巻の絵本版、「算数絵本/考え方の練習帳」全5巻を、新学期の出版に間に合うように制作中です。

◆去年の暮れから、元気を出して、再び鳥見を始めました。若いときと違い、遠出の車の運転は次の日の仕事に差し支える(仕事中眠くなる(^_^;))のですが、運転してくれる若い鳥見人が現れたのでありがたいことです。
◆新宿区市ヶ谷にある小社のベランダには、スズメがたくさん来るので、わたしは餌をやっています。(餌をやるからたくさん来るとも言えますが……(^_^;)。)・・ところが、本日ふと、ベランダを見ると、なんとハトほどの大きさの小型の猛禽ツミがいるではありませんか。慌ててカメラを引っ張り出して、窓越しに撮ったのでした。これまでにも、ときどきスズメの羽が落ちていて、カラスにやられたのかと思っておりましたが、ツミだったのかもしれません。(ツミはスズメを食べることから、「雀鷹」という字が当てられています。)

(写真はクリックで拡大します)
(記)浦城信夫
前回の『編集室雑記』を見る