囚(とら)われのアマル |
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囚(とら)われのアマル アイシャ・サイード/作 【ページ見本】 |
【内容】 女、だから、ですか。 これが、ジェンダー問題の現実(リアル)。 マララ・ユスフザイさんに勇気をもらった作者が、 差別や偏見と闘っているすべての少女たちへおくる応援の物語(エール・ストーリー) 教師になることを夢みていた12歳の少女、アマル。ある日、その人生は一転する。 「なら、あんたの娘でいい」父親の借金のせいで、大地主一族の屋敷の使用人になり、自由も将来の夢もうばわれた。 屋敷でのいじめ、暴力、消えゆく希望、はなれゆく家族、友人。でも、アマルはあきらめなかった。 「こんな世の中、おかしい。あきらめたら、なにも変わらない」 自由をその手でつかみとるため、 アマル、反撃開始―――― |
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【作者】アイシャ・サイード(Aisha Saeed) パキスタン系アメリカ人。児童文学作家。子どもの多様性を書籍に反映させることを促進する非営利団体「We Need Diverse Books Campaign」の創立メンバー。本作(原題:Amal Unbound)は、ニューヨークタイムズのベストセラー入りを果たしたほか、ニューヨーク公共図書館の2018年ベストブックの一冊に選ばれた。現在は、夫、息子とともに、ジョージア州アトランタでくらす。 【訳者】相良 倫子(さがら みちこ) 東京都生まれ。父親の仕事の関係で小学校から高校までの約10年間をフィリピンのマニラで過ごす。英会話学校、国際機関を経て、翻訳家に。訳書に『目で見る化学―111種の元素をさぐる』(さ・え・ら書房)、「ヒックとドラゴン」シリーズ(小峰書店)、「オリガミ・ヨーダの事件簿」シリーズ(徳間書店)などがある。 |
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