〈全8巻〉
動物の赤ちゃんの誕生から、母親が子育てする様子、エサの捕り方などの教育……そして、子どもたちがひとりだちするまでのすがたを、野生動物写真家のスージー・エスターハスがすばらしい写真でとらえました。
どうして、こんな写真が撮れるのでしょう……それは、赤ちゃんが産まれるまえから、スージーは、長期間、ずっと動物のそばにいたので、動物たちは彼女のいることをまったく気にしなくなったからです。
http://www.suzieszterhas.com/


ラッコ

ラッコ

スージー・エスターハス=著
成島 悦雄=監修
渋谷 弘子=訳

定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2014年04月
ISBN978-4-378-04156-8

(内容見本)
太平洋の冷たい海の中で生まれたラッコの赤ちゃんが、おとなになるまでのようすを、カメラがとらえました。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
ラッコの赤ちゃんはうたたねをしたり、おっぱいをのんだり、およぎや水にもぐる方法をおぼえたりします。1さいになると、ラッコはもうおとなです。自分の赤ちゃんをうむ日も、もうすぐです。

◆スージー・エスターハス(Suzi Eszterhas)
極地や熱帯地方をふくむ世界各地をまわって取材・撮影しているプロの野生動物写真家。絶滅の危機に瀕した種の家族生活を記録することを専門とし、とくに動物の赤ちゃんの成長を継続して記録するという、これまでに例のない取り組みをしている。彼女の写真は世界中の本や雑誌、新聞に発表されていて、数々の賞を受賞している。

成島 悦雄(なるしま えつお)
1949年、栃木県生まれ。1972年、東京農工大学農学部獣医学科卒。東京都・恩賜上野動物園、多摩動物公園の動物病院勤務などを経て、現在は東京都井の頭自然文化園園長。野生動物医学会評議員。

渋谷 弘子(しぶや ひろこ)
東京教育大学文学部卒業。27年間、高校で英語を教えたのち、翻訳を学ぶ。主な訳書に、「フィボナッチ」「わたしはガリレオ」(さ・え・ら書房)、「忘れないよリトル・ジョッシュ」(文研出版)、「席を立たなかったクローデット」(汐文社)などがある。


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