炎のひみつ―燃焼の科学―

ガリレオ工房の
炎のひみつ―燃焼の科学―

伊知地国夫=写真
土井美香子=文
滝川洋二=監修

定価:本体2200円+税
対象:小学校高~
判型・体裁:26.5×19cm/64ページ/オールカラー
発行年月:2013年04月
ISBN978-4-378-04191-9
NDC430



(内容見本)
本書は、科学の本ですが軽快なストーリー仕立てになっています。高校一年生の主人公が、小さな事件をきっかけに、燃焼や防災の科学に関心を持ちはじめ、人間として成長するとともに、科学的知識が知識にとどまらず、人間の生き方にも関わっていきます。
びっくりするような現象と出会い、その奥の理論を楽しく学び、防災を科学し、科学と人間の生き方との関連を考える、ガリレオ工房が目指す理科読の本の世界をぜひ楽しんでください。
◆NPO法人 ガリレオ工房
教師を中心にジャーナリスト、研究者、学生などで構成する科学実験の研究、開発グループ。そのユニークで独創的なアイデアや方法は、各界で高い評価を受けている。雑誌、新聞などでの発表のほか、テレビの科学番組にも企画協力している。また、全国各地での実験教室やサイエンスショーも手がけている。2002年に吉川英治文化賞受賞。同年、NPO法人として認可される。

◆伊知地国夫
(いちじ くにお)
1950年東京生まれ。学習院大学大学院自然科学研究科修士課程修了,物理学専攻。中・高校教諭などを経て,伊知地国夫科学写真工房を開設。日本自然科学写真協会(SSP)副会長。著書に、『Focus in the Dark 科学写真を撮る』(岩波書店)、『びっくり、ふしぎ写真で科学』1~6(共著、大月書店)などがある。ガリレオ工房理事。


◆土井美香子(どい みかこ)
1955年、山梨県生まれ。子育て中に子供の読書活動に出会い、読み聞かせなどを始める。図書館司書を経て図書館コンサルタント。科学の本の読み聞かせの会ほんとほんと副代表、日本子どもの本研究会会員。ガリレオ工房理事。


◆滝川洋二(たきかわ ようじ)
1949年、岡山県生まれ。国際基督教大高校教諭、東大教養学部特任教授などを経て東海大教育開発研究所所長。2002年、NPO法人「ガリレオ工房」設立。ガリレオ工房理事長。

【もくじ】

  ●はじめに

  ●1限目……燃えるいろいろ 
    紙や木など、燃えるものはいろいろありますが、どのようにものは燃えるので
   しょう。ここでは、いろいろなものの燃え方と、燃えるとはどういうことなのか
   をよく見ていきます。
    01 火がついた!?
    02 いろいろ燃やしてみると?
    03 何が燃えてるのか?
    04 煙に火がついた?
    05 アルコールの燃もえ方 ?
    06 火の球が燃える !? ?

  ●2 限目 燃え続けるためのいろいろ
    ものや熱があるだけでは、燃えません。また、火がないのに、燃えることも
   あります。燃え続けるためには、何が必要なのでしょう。
    07 炎がなくても火がつく?
   (コラム……マッチの火がつく様子)
   (紙はなぜ燃えない)
    08 酸素が必要?
    09 酸素はどこからきたのか?

  ●3 限目 消えるためのいろいろ
    これまで見てきたことから、火を消すにはどうしたらよいか考えます。防災
   のために自分たちでできることも考えてみましょう。
    10 無重量の中の炎
    11 火を消してみよう?
    12 防災を科学しよう

  ●さくいん

 
 関連書籍

水のひみつ

伊知地国夫/写真
土井美香子/文
滝川洋二/監修
B5判/64ページ
本体2,200円

 

 

 

 

 

 

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