マレクとマリア

■マレクとマリア

ヴァルトラウト・レーヴィン作
松沢あさか訳
定価:本体1600円+税
判型・体裁:四六判/280ページ
発行年月:2005年3月
ISBN978-4-378-00790-8
NDC943

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【内容】
 一九四五年二月十三日、マリアは母の誕生日を口実に、疎開先からドレスデンにもどった。マレクに会いたい一心だった。
 しかしその夜、ドレスデン市街が突然の大空襲に見舞われるとは!黄金都市は破壊され、火炎地獄の底をさまようマレクとマリア。警察につかまればいのちの保証はない。ポーランド人の強制労働者とドイツ娘の恋愛は、重大な禁止行為なのだから。
 戦争が終わるまで、二人は愛をかくしとおせるだろうか? その日まで無事に生きのびることができるだろうか。

第二次大戦のドイツ・ドレスデンの大空襲を舞台に、禁じられた愛をつらぬこうとする若い男女の生き様を描いた感動作。

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