その年、わたしは嘘をおぼえた

■その年、わたしは嘘をおぼえた

ローレン・ウォーク/作
中井はるの・中井川玲子/訳

定価:本体1700円+税
判型・体裁:四六判/336ページ
発行年月:2018年10月
ISBN978-4-378-01526-2
NDC933

【ページ見本】

【内容】
2017年ニューベリー賞オナー受賞作品。ニューヨークタイムズベストセラー。
NPR, Booklist, Entertainment Weekly, Kirkus Reviews,Shelf Awareness, School Library Journal, The Wall Street Journal, ALA ほか全米各書評絶賛。
ローレン・ウォーク、輝きのデビュー作

2つの世界大戦が暗い影を落とす1943年、「オオカミ谷」と呼ばれる丘陵地で静かなくらしを送るわたしの前に、黒い心を持つ少女が現れた。わたしを、わたしの大事な人たちを、傷つけ、わなにかけ、おとしいれていく。わたしは闘うことにした。けれども、ことは、それだけですまなかった――
嘘は真実をよそおい、11歳の少女を迷わせる。せつない決心は、予期せぬ結末へ…
【作者】ローレン・ウォーク( Lauren Wolk )
アメリカ、メリーランド州出身。大学を卒業後、ネイティブ・アメリカンに関する本の執筆や、英語教師、教育関係の編集を経て、2007年より、ケープコッド文化センターのアソシエイト・ディレクター。詩人、視覚芸術家、作家。本作品は、はじめて書いた児童書で、ニューベリー賞オナーブックに選ばれている。自然を愛し、各地のトークイベントなどに積極的に参加している。現在はマサチューセッツ州在住。

【訳者】中井はるの(なかい はるの)
東京都出身。大学を卒業後、台湾系の企業に就職後、ライターや、ディズニーランドの通訳などを経験。その後出産をきっかけに子どもの本に興味をもつ。絵本作家アシスタント、絵本教室の事務局などを経て、訳書に『グレッグのダメ日記』(ポプラ社)、『ちっちゃなサリーはみていたよ』(岩崎書店)、『ワンダー』(ほるぷ出版)、『難民になったねこ クンクーシュ』(かもがわ出版)など。ディズニー映画のノベライズなど多数。

【訳者】中井川玲子(なかいがわ れいこ)
東京都出身。カリフォルニアでの子育てを通じて児童書にほれこみ、児童書翻訳の道へ。中華圏の児童書を楽しみながら広東語を勉強中。主な訳書に『美女と野獣』『チャイコフスキーのくるみ割り人形』『クラシックおんがくのおやすみえほん』『ポップアップスノーマンとスノードッグ』『世界の七大陸 ぐるっと大冒険』(大日本絵画)などがある。現在は香港在住。やまねこ翻訳クラブ会員。

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